
人事ふんとう記インタビュー
社員の成長機会を広げるため、評価制度導入に奮闘!
12年前に業務スーパーの店舗から総務部へ異動し、現在は取締役 総務部長を務める引地直人さん。人事業務は、総務業務の一環として徐々に増えていったといいます。
「最初は戸惑いながら、手探りでした。ですが続けるうちに、人事は会社のかたちを作る重要な仕事だと思うようになったんです。会社が長く続くためには、将来を見据えた人材育成が必要。その舵を取るのが人事の役割だと感じています。」
その考えのもと、引地さんは業務の合間を縫って新たな取り組みを進めてきました。中でも力を入れているのが、ワダチラボとともに1年半かけて取り組んでいる評価制度の導入です。
「弊社は社歴が長い故に、令和の時代に合わせた価値観のアップデートが必要でした。教育やキャリアアップの概念が薄く、評価も現場任せの状態だったんです。その状況を変えたいと思い、評価制度の導入を決めました。」
目指したのは、査定のための制度ではなく、社員の成長機会を増やすための仕組みづくり。求められるスキルや能力を明文化し、目標を示すことに注力しました。しかし、その言語化は容易ではありません。たとえば『品出しを頑張る』といった表現に、ワダチラボ久高から「どの状態を『頑張っている』と評価するのか」と指摘が入ることも。そのたびに「誰が見ても分かる基準にしなければならない」と気づき、ひとつひとつ言葉を磨き上げていきました。
業務を分散し、次を育てる。人事責任者としての責務
実は現在、引地さんは通信制大学で産業心理学を学んでいます。「役職をもっているのに、能力が伴わないと無責任になってしまう。自分もプロとして学び続けなければいけない」との思いからです。総務と人事を兼務しながら新たな施策を進め、さらに学びの時間も確保する引地さん。いったいどうやって時間を捻出しているのでしょうか。
「新しいことに時間を使うために、できるだけ仕事を抱え込まないようにしています。既存業務はタスク化して、他のメンバーに渡せる状態をつくっています。」 以前は、一人で抱え込むことも多かったそう。どのように仕事を渡していったのかを尋ねると、おもしろい答えが返ってきました。 「役職が上がるにつれて、『この人を主任にした方がいいのでは』と思う場面が増えました。だから仕事の引き継ぎをきっかけに『あの人を主任にして、この仕事をやってもらった方がいいです』と上に交渉するようになったんです。
総務は〝事務員〟として見られてしまうことも多いため、役割と責任を明確にすることで、役割を限定せず、主体的に動ける人材を増やしたいという思いもあります。」
日琉株式会社の社是は【みんなでいい会社にしよう】。解釈の幅がある言葉だからこそ、一人ひとりが考え、行動する余地があります。引地さんはその中で「社員にとって働きやすい環境を提供する」という役割を、人事として支えたいと語りました。
1日のタイムスケジュール
7:00 起床、朝食、身支度
8:00 ラジオ沖縄を聴きながら出勤
8:30 始業、メール・スケジュール確認
9:00 ミーティング
10:00 来客対応、資金決済など
12:00 昼休憩
13:00 午後の業務
18:30 退社
19:00 帰宅
夕食・晩酌、子どもの宿題の丸つけ、犬の散歩
スマホタイム、勉強(元気があれば)
24:00 就寝
人事ふんとうTOP3
第3位 健康経営
長く働き続けるためには、心身の健康が不可欠。スマートウォッチの全社員配布や、歩数のランキング化など健康促進の施策はもちろん、癒し効果のある愛玩ロボットも導入。社員同士のコミュニケーション活性化にもつながっています。

第2位 村卒採用を開始
社内の平均年齢を下げ、持続的に成長できる組織を目指して初の新卒採用を開始。評価制度の整備もその一環であり、成長できる環境を整えることで、学生に選ばれる企業づくりを進めています。合同説明会にも積極的に参加しています。

第1位 評価制度の構築
人事評価制度の導入に向け、ワダチラボとともに制度を構築中。会社が求めるスキルやキャリアを明文化することで、年齢や社歴に関係なく、納得感を持って評価される組織を目指します。

おすすめの本 『安楽死を遂げた日本人』
テレビで安楽死の瞬間が報じられているのを見て衝撃を受け、手に取った一冊。
スイスで安楽死を選んだ人々とその家族に寄り添いながら、最期までの時間を描いた実話です。死を疑似体験することで、自分の人生のあり方を改めて考えさせられたそうです。
著者 宮下 洋一











コメントを残す