

ー回答ー
「ADDIEモデル」と「カークパトリックの4段階評価」を活用して
研修の効果を最大化させよう!
回答を詳しく解説!
研修後に「何が変わったの?」と問われる悩みは、人事担当にとってよくあるもの。私も同じ経験がありますが、あるフレームワークを基に独自の仕組みを導入したことで、研修の設計・実施・評価に効果が出ました。ご参考になれば嬉しいです。
ADDIEモデル5STEP
ADDIEモデルとは、効果的な研修を設計・運用するための5つのステップを示すフレームワークで、以下の流れで構成されています。この流れに沿って、研修の準備を進めていくことで効果の出しやすい研修を実施することができます。


- 研修目的をしっかり伝える
このフレームワークの中で特に見落とされがちなのが「I=実施」の時に行う、「なぜこの研修を受けるのか」という目的の共有です。参加者が目的を理解しているのと、何も知らずに座っているのとでは、吸収力に大きな差が出ます。
また、直属の上司や経営陣から一言伝えるだけでも学びの姿勢が前向きになるので効果的です。逆に目的が曖昧な場合、「自分は問題児なのか?」「今の仕事と関係あるの?」と不安や誤解を招くこともあるので、目的の共有を忘れずに!
- 学びを深めるために
学びを深めるためには、「聞く」だけでなく「話す・実践する・数える」といった参加型の仕掛けが効果的です(ラーニングピラミッド理論)。
また研修の効果を見える形にするには、「カークパトリックの4段階評価モデル」が役立ちます。「E=評価」の時にはこちらを活用しましょう!詳しく解説いきます。
カークパトリック4段階評価
「E=評価」では、研修の成果を段階的に可視化するために「カークパトリックの4段階評価モデル」が有効です。例えば、ある建設会社では、「中堅社員育成研修」で、事前に「3ヶ月以内に後輩へのフィードバックを2回行う」という行動目標を設定。研修後には上司との面談を通じて実践度を確認し、結果として職場内の連携が明らかに改善されました。これは評価のレベル3(行動)と、レベル4(成果)に結びついた好事例です。

研修は“やること”を目的化するのではなく、“なぜやるか”と“どうつなげるか”で成果が変わります。目的を丁寧に伝え、参加者が本気で向き合える環境を整え、現場に根付く行動に変えていく。それこそが、研修を価値ある時間に変える第一歩だと考えております。









ーお悩み内容ー
研修がやりっぱなしで終わってしまう…効果を最大化するには?
建設業 人事担当者(40代男性)