
人事ふんとう記インタビュー
人材開発は奥深い。「学生さんへの問いかけが、ブーメランになって自分に返ってくる」
「この仕事の好きなところは、できないことがどんどん更新されていくところ。新たな『できない』に出会うことで、自分が一歩ずつ前に進んでいる実感が持てるんです」と話すのはオリックス・ビジネスセンター沖縄株式会社経営管理部 人材開発チームの大城千琴さん。
入社当初は、人事ではなくオペレーターとしての勤務でした。そろそろ新しいことに挑戦したい、と思っていた矢先の異動だったそうです。「人事は、オペレーターとは180度違う仕事でした。研修や採用など、幅広い業務があることは知っていましたが、実際に中に入ってみると、その奥深さに驚きました」。たとえば大城さんは、異動してすぐの頃、ローコードツールを使って新たな申請フォームを作成するプロジェクトに参加しました。
「未経験のジャンルを任されて戸惑いましたが、プログラム経験のある先輩の見よう見まねでなんとか構築しました。先輩は、このフォームを今後何年も運用するなら、この設計じゃないと汎用性がないよね、という視点で構築できる方。活用方法や将来を踏まえた上でシステムを構築する経験は、異動がなければできなかったと思います」。
また、新卒社員の育成担当として日々学生や内定者、新人社員と接することで、自身を見つめ直す機会にも繋がっているそう。
「将来像ややりがい、楽しかったことを学生さんに問いかけると、それがブーメランになって自分にも返ってくるんです。学生さんと接するたびに、自分の職業観を見つめ直す機会になっています」。
大変なことがあっても「目標のために、今こうなっているだけ」
自身も新卒入社だったという大城さん。この会社に惹かれた理由は、業務の可視化を進め、データに基づいた的確な業務改善を行っていた点にあったと話します。
「業務改善のおかげで勤務時間が短縮された実績もあり、仕事とのメリハリもついて良いなと思いました。業務が可視化されていることで、納得感を持って取り組めています」。入社後はオペレーターから人事に異動し、さらに自身の強みを活かした働き方ができているといいます。ストレングス・ファインダー(クリフトンストレングス®︎ )で「分析思考」という資質を持つ大城さん。
物事の背景や「なぜ?」「どうして?」といった明確な根拠を大切にする姿勢は、日々の仕事の中でも一貫しています。
学生や新卒社員と接するなかで、かつて「意味があるのか」と感じていた自身の経験が、気づけば現在の自分を形作っているのだと実感したそうです。
「将来へのつながりが曖昧でも、いつか必ず糧になると確信できたことが、私にとって『目の前のことに全力で取り組む』ことの根拠です」。
人事に限らず「何のためにこの業務をやっているのか分からない」と悩む人は多いはず。
大城さんの分析思考は、そんな迷いが生じたときに有効な指針となるかもしれません。
1日のタイムスケジュール
6:30 起床、身支度
7:30 車で音楽、youtubeラジオを聴きながら出勤
8:50 会社のコーヒーマシンでコーヒーを淹れる
9:00 始業、メール返信
9:30 会議、打ち合わせ、資料作成など
12:00 お昼休憩
13:00 研修実施(講師対応や、研修フォロー等)
17:00 翌日のTODOリスト作成し、退社
18:30 帰宅後は、即ご飯
20:00 リラックスタイム(ストレッチ、読書など)
23:00 就寝
人事ふんとうTOP3
第3位 社内図書
埃かぶった本棚を、従業員が有効活用できるようリニューアル。自己研鑽につながる書籍やライフスタイル誌、漫画などを追加した。シールでの人気投票やリクエストカードなど、社員の声を反映する仕組みも構築した。全事業所展開を目指す。

第2位 県内高校にて伴走支援
県内の高校に向けて、2022年度から導入された「総合的な探求の時間」の学習支援を実施。生徒の熱意や課題に応じ、グループごとに声かけや助言を実施。自身も参加したのち、新卒向け社内研修にも組み込み、社員育成と地域貢献が連動する好循環の仕組み作りにつなげている。
第1位 申請フォームの開発
総務部で新たに導入した申請フォームの開発に挑戦。まったく知見のないところからスタートし、9カ月の試行錯誤の末、システムを正式リリース。要件定義に苦労しながらも、先輩の協力を得て汎用性の高いシステムを構築した。
おすすめの本 『「新版 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう~ストレングス・ファインダー2.0~」』
自分の特性を明確に言語化してくれた本。資質の解説に留まる本は数多ある中、本書は資質を「どう使うか」に焦点を当てているので、強みをぐんと発揮できるようになりました。社会に出たばかりの新卒生にも薦めたい1冊。







コメントを残す