ジンジキーワード#02_キャリアデザイン

キャリアデザインとは、自分がなりたい将来の姿をイメージしてキャリアを主体的に設計すること。大切なことはキャリアや働き方を誰かに決定されるのではなく、あくまでも自分自身が主体となって自律的に考え、キャリアを構築する意味で使われます。
キャリアデザインが注目されるようになった背景には、終身雇用を前提とした年功序列制度が当たり前ではなくなってきたこと、成果型の評価制度にシフトしてきたことが大きく影響しています。
また、これに加えてジョブ型の雇用システムを採用する企業も増え、勤続年数よりもその人がもっているスキルや仕事の成果がより重視される仕組みに移行したことで、キャリアデザインが注目されるようになりました。

キャリアデザイン講演会の一コマ。800名以上の管理職が集まった。


一見、キャリアデザインは働く人にとってのメリットしかないように思えるのですが、企業にとっても十分なメリットがあります。
従業員が自分軸や価値観を明確にし、会社としてもその従業員の自分軸や価値観を尊重することができればエンゲージメント(会社への愛着度)や定着率に繋がりますし、将来設計が見える化されるので、そのありたい姿がモチベーションや行動の源泉になり、主体性が増し行動量に繋がります
弊社でもキャリアデザイン研修のご依頼が増えており、今後さらに注目される取り組みです。