i+Land nagasaki (アイランドナガサキ)さま vol.03

長崎県誰もが働きやすい職場づくり実践企業認証に貢献
働きやすさのカギはコミュニケーションスタイル!

成果を上げ続けることは、企業人として求められる一番シンプル、且つ一番困難な課題でしょう。
今回ご紹介する「i+Land nagasaki(アイランド ナガサキ)」は、グループ会社の中でも屈指の売上を出す優良店舗。
これまでも様々な課題に真摯に向き合い、成果をあげてきたアイランド ナガサキでは、離職や育成、生産性などの課題から目を逸らさずに改めてコミュニケーションの質を上げたいとのオーダーの元、研修を実施させていただきました。

コミュニケーションを強化して、勝ち続ける施設でありたい

アイランド ナガサキは、長崎県伊王島にあるエンターテイメントリゾートホテルです。
当施設には急速に発展した時期があり、それを支えたものは質の高いコミュニケーションからくるチーム力でした。
チームのリーダーである総支配人は長く施設で勤めており、スタッフからの信頼も厚い方です。総支配人をみんなで支えながら、勝ち続ける施設でいられるにはどうすればいいか。人事としてできることを考えた結果、更にコミュニケーションの質を上げ、改めてチーム力を強化したいと考え、ワダチラボさんに依頼しました。
ワダチラボのリムさんは、実は以前弊社 (アイランドナガサキ) を運営している、 KPG HOTEL & RESORT に在籍していた元社員です。
研修を行うにしても現場に即したものじゃないと意味がありませんから、内情を知っていること・スタッフからの信頼もすでにあるリムさんが進めてくれることに、とても心強く感じました。

必要なコミュニケーションは場面により様々。相手や立場に合わせた研修を実施

一言にコミュニケーションと言っても、必要なスキルや向き合い方は相手や立場によって様々です。ですのでコミュニケーションを細分化し、複数の研修を組んでいただきました。
たとえば面談スキルアップ研修。社内でメンター制度がはじまったため、1on1 スキルやコーチングスキルの研修を管理職を中心に行いました。
他にも、管理職がそれぞれに考えを伝え合う「ワールドカフェ」や、チームの結束を高めるための「チームビルディング」など、立場やメンバーに合わせたコミュニケーションスキルの研修を実施。当施設は敷地が広く、管理者同士が腹を割って話す機会がほとんどなかったため、貴重な機会でした。
社内で一番好評だったのはコミュニケーションスタイル研修です。全スタッフが受講し、「コミュニケーションスタイル」という言葉がホテル内で共通言語になるほど浸透しました。
内容は言葉通り、それぞれのコミュニケーションのスタイルをパターン別に教えてもらうというもので、日々の行動に取り入れやすいのもポイントでした。

具体的な行動や考え方に変化が!より定着するために、来年は「失敗の年」に。

行動や思考にも具体的な変化がありました。たとえば新卒採用の面談で「この人はこのスタイルなんだな」と思いながら話を聞くことができ、個人的な相性を差し引いて冷静な判断ができるようになりました。個人的に苦手意識のあった人に対しても「だから話が噛み合わなかったんだ!」と理解でき、苦手意識がなくなったのも、良かったです。
逆に「あのコミュニケーションを試してみたい」と小さなチャレンジをするようにもなりました。自分自身の幅が広がり、自己成長を実感できています。
また、研修を通じて「会社に必要なことは何か」を自分の頭で考えたことにより、業務命令としてやらされているという考えから、施設にとって必要だからやらなきゃいけないという考えに変わったのも大きいです。
トップダウンで言われたことをやるのではなく、研修を通じてメンバー全員が同じ理解をしなければいけないんだなとつくづく感じました。
素晴らしい研修を組んでいただいたので、次に私たちが考えるべきことは「定着」だと思っています。
学びを定着させるのは難しい。研修で学んだことを定着させるために、来年は失敗の年にしたいです。
当施設はずっと成功してきているので、挑戦と失敗をし、身をもって学び、大きな動きのスタートになるような年にしていければと思います。

今回、取材を受けてくれた「i+Land nagasaki」の皆さまです!

久保 伴紀さん

i+Land nagasaki
副総支配人

大塚 秀樹さん

i+Land nagasaki
総支配人

平山 良子さん

i+Land nagasaki
経理シニアマネージャー