
会社のチーム力がアップ!
社員の意見を引き出すオリジナルの研修プログラム。
研修をオーダーする際のふたつの目的
今回、研修プログラムを実施するにあたり、目的がふたつありました。
ひとつは役職者に必要な素養や責任を身につけてもらうこと。
チームのリーダーを担うには、現場のメンバーが心地よく働いたり、部下の内面的な部分にも気遣えるようなスキルが必要です。今回、契約社員から正職員に引き上がったメンバーもいたため、該当メンバーに今後これまでの経験を活かしながら教える立場に変わることを理解してもらい、人を育てていくスキルを習得して欲しいと思いました。
ふたつ目の目的は、ハラスメントへの理解です。昨年度からハラスメントに関する研修をいくつか取り入れていましたが、自分事として理解できているか不安がありました。ハラスメントは誰にでも起こりうるもの。
自身の行いが無自覚にハラスメントとなる可能性を理解してもらい、職員同士のコミュニケーションを見直す機会をつくり、より働きやすい職場づくりに繋げていきたいと思っています。

打ち合わせにより研修内容をカスタマイズ!理想の研修スタイルを実現
何度も打ち合わせを重ね、完成したカリキュラムは全14回、総研修時間は22時間に及ぶものとなりました。
14回の内容は、
- 新任管理職研修
- 人事考課研修
- ハラスメント防止のアンガーマネジメント研修
- メンタルヘルスケア&復帰支援
- チームビルディング研修
など、あらゆる角度からふたつの目的にアプローチした内容となっています。
研修内容の構成について、職員が知識だけでなくスキルを持ち帰り、仕事に活かせるものにしてもらいたいと事前にオーダーしました。
研修のゴール設定から話し合い、提案をいただき、意見交換をくり返しながら研修プログラムを一緒に組み立てていく感じがとても良かったです。ただ受け身で研修を受けるよりも、弊社の要望や状況に沿ったオーダーメイドの研修を組んでいただけたという満足感がありました。
私たちは、研修をただやればいいとは思っておらず、研修を通して職員が気付きを得る場を作りたいと考えていました。その効果が現れるのは、仕事じゃなくてプライベートでもいいんです。受けた社員が仕事なり家庭なりで何らかの変化を感じてもらえれば研修をやってよかったと思えます。
ワダチラボさんにはたくさんの要望をお伝えしましたが、毎回受け止めてくださったので安心して要望を伝えることができました。

職員同士のアウトプットでより実践的な研修へ
研修中、職員同士が話す機会をたくさん作ることもオーダーに加えました。その場をやり過ごせない状況をあえて作ることで、受け身ではなく自分事として参加してもらいたかったからです。
座学的な研修になるとどうしても、実践として身につけずに終わってしまうと感じています。アウトプットの場を設けることで、活用まで視野に入れながらインプットできるのではと思いました。
そのこだわりが功を奏し、研修では部署を超えた意見交換ができました。同じ役職を持つ社員同士が悩みを共有したり、どんな課題にどう向きあったか、それぞれ伝え合う様子も見られました。
部署をまたいだ交流をする機会はあまりなく、特にコロナ禍からは飲み会もほとんどなくなっていたので、貴重な場になったと思います。弊社には部署の垣根を超えた仕事も多々あるため、他部署の状況を知ることで、仕事が円滑に進むというメリットも今後はありそうです。

今後は、相互的なコミュニケーションの成長を目指した研修を
職員からは概ね好評で、「こういう研修が今までなかったので、定期的に開催して欲しい」という声が上がっています。 また管理職だけでなく、部下にあたる一般の職員にも同様に研修を実施して欲しいという声も。私たちとしても、コミュニケーションの問題はお互いに成長することで保たれていくことだと思っていますので、ぜひ職員に対する研修も今後検討していきたいです。
何をやるにも、学んだ人と学んでいない人の間には壁ができてしまいます。社内で共通のコミュニケーションスキルを学んだ上で、自分たちで働きやすい職場を作っていけたらいいなと思っています。

今回、取材を受けてくださいました「一般財団法人 沖縄美ら島財団」の方々です!

知念 直也さん
一般財団法人沖縄美ら島財団

永玉榮 笙子さん
一般財団法人沖縄美ら島財団
会社の雰囲気を良くしたい。チームが協力し合えるようにコミュニケーション能力を上げていきたいと悩む人事担当、管理者の方も多いのではないでしょうか。
人間関係の問題は一筋縄ではいかないもの。一足飛びに解決できないからこそ、課題に丁寧に向き合うことで得られるものは大きいと弊社は考えています。
そこでワダチラボが独自でご用意しているのが「人事サポートプログラム」。
このプログラムは弊社が企業様との打ち合わせを通し、完全オーダーメイドの研修プログラムを一緒に作っていくというもの。
今回は活用事例として、実際にプログラムを受けていただいた、一般財団法人沖縄美ら島財団の知念直也様・永玉榮笙子様にお話を伺いました。
会社の風通しをよくしたい!チーム力を上げたい!という人事ご担当者様は、ぜひ参考にしてみてください。